調達方針
調達基本方針
- 誠実?オープン?公正?フェアーな取引
自由競爭の原則のもと、最適な部品をグローバルに調達していきます。 - サプライヤー様との共存共栄
サプライヤー様との相互理解と信頼関係を大切にし、共に繁栄できる関係の構築を目指します。 - 法令遵守と環境保全
各國?地域の法令を遵守し、また環境保全?保護に配慮した調達活動を推進します。 - 品質、経済合理性、安定供給
適正な品質、信頼性?納期?価格?技術開発力?提案力、並びにサプライヤー様の経営安定性等を十分に評価し、適正な基準に基づいた調達活動を行います。
グリーン調達
ソディックグループでは、地球環境に配慮した製品の開発?設計?製造?販売?サービスをグローバル展開し、世の中に貢獻したいと考えております。環境にやさしい製品づくりを実現するために、「グリーン調達基準書」を策定した上で、環境負荷の少ない材料、部品、梱包材及び製品の調達活動を行います。
- 環境管理物質
近年、歐州のRoHS指令やREACH規則、中國版RoHS等の含有化學物質に関する法令?規制が世界的に強化?拡大されています。ソディックグループでは、有害化學物質に関する法令?規制を遵守するため、含有化學物質に対する管理體制を強化しています。
環境管理物質とは、製品に含有される物質や製造段階で使用される化學物質のうち、地球環境と人に著しい『悪影響』を持つと判斷された物質です。ソディックグループでは、環境管理物質を以下の3つに分類して管理しています。
- 「禁止化學物質」:製造?使用?輸入等の取扱いが実質的に法律で禁止されている化學物質
- 「削減化學物質」:今後の法規制動向等により削減を行っていく化學物質
- 「含有量の把握及び管理が必要とされる化學物質」:環境保全のために、含有量の把握が必要な化學物質
なお、サプライヤー様には、ソディックグループの環境方針をご理解の上、環境管理物質の調査にご協力頂いております。 - 紛爭鉱物
紛爭鉱物とは、コンゴ民主共和國及びその周辺國の武裝勢力の資金源となっている鉱物(主に、タンタル?スズ?タングステン?金)のことです。その資金源を斷つことを目的として、ドッド?フランク法の第1502條が2010年7月に米國で成立しました。同條項によって、紛爭鉱物を使用する米國の上場企業はSEC(米証券取引委員會)へ使用狀況の報告することが義務化されました。また、ドッド?フランク法の成立以來、米國だけでなく全世界的に紛爭鉱物問題に対して取組む気運が高まっています。
ソディックグループでは、紛爭鉱物問題解決への取組を企業の社會的責任と捉え、紛爭鉱物を使用しない方針です。サプライチェーン上で武裝勢力への資金供給が行われることがないように、サプライヤー様には紛爭鉱物の調査にご協力頂いております。
BCP調査
ソディックグループでは、自然災害、事故、テロ等の緊急事態発生時におけるサプライチェーンの寸斷リスクを軽減しつつ、中核事業の継続あるいは早期復舊を可能とするために、事業継続計畫(BCP)の策定をしています。それに伴い、サプライチェーン全體のリスクを把握するため、サプライヤー様のBCP策定狀況を調査しています。その調査結果を踏まえた上で、BCPの診斷?維持?更新を行っています。
また、ソディックグループでは、BCP策定をサプライチェーン上に存在する全企業の社會的責任と考えています。そのため、BCPに対する取組が不十分と判斷したサプライヤー様に対しては、狀況に合わせた改善要請を出しています。
グローバル調達による調達先の広範囲化が進む中で、サプライチェーン上でのさまざまなリスクが考えられますが、日本國內及び海外グループ會社のサプライヤー様にBCPの重要性をご説明の上、継続的な調査にご協力頂いています。